FortiGateの設計/設定ガイド

FortiGateの設計・設定方法を詳しく書いたサイトです。 FortiGateの基本機能であるFW(ファイアウォール)、IPsec、SSL‐VPN(リモートアクセス)だけでなく、次世代FWとしての機能、セキュリティ機能(アンチウイルス、Webフィルタリング、SPAM対策)、さらにはHA,可視化、レポート設定までも記載します。初期化方法やバージョンアップなどの管理面も書いています。標的型攻撃を守るためのゲートウェイとしても導入されることが多いので、セキュリティ機能に関しては充実した記載を心がけます。

インターネットVPN(IPsec)

1.概要

VPNにはL3でのIPsecとL4でのSSL-VPNがあります。ForiGateでは、どちらも設定が可能です。
ここでは、IPsecによるVPN設定を説明します。
といっても、ウイザードがあるので、とても簡単です。

2.設定

骨子だけ、記載します。
・VPN>IPsecウィザードから設定します。
・設定は、基本的にデフォルトのままでいきましょう。
・認証ではリモートのIPアドレスや、事前共有鍵を入れます。
・インターネットアクセスは、「none」とします。
設定はとても簡単ですね。
・フェーズ2設定は、高度な設定から設定できます。ここでは、暗号化、認証以外に、IPsec SAの確立の仕方などを設定できます。オートネゴシエーションは WAN側が動的アドレスの場合に設定すると有効です。 

3.接続確認

VPNが接続されたかは、IPsecモニターで確認します。
また、実際に通信をしてみて、通信が正常にできるかを確認しましょう。